August 22, 2011

尾道に行きました その2









Photos of ONOMICHI Hiroshima

尾道に憧れていた理由は大林宣彦監督の「時をかける少女」だと思っていたのだけれど、久しぶりにDVDを見たら意外と町並みとか景色は映っていなかった。きっと何か他の媒体で見たもののイメージが取り込まれ、勝手に映画のストーリーと合成されていたのだろう。いずれにしても期待を裏切らない魅力がある町だった。

8月に入ってからというものどうしようもない焦りと悲観にとりつかれ、なんとか逃れたくて人と会ったり遠出したりしていた。そしてそれは気晴らしという意味では全く効果がなかったのだけれど、かといって楽しくなかったかといえばむしろ逆でその時その時は全力で楽しかった。苦しいことは他のことによって帳消しにされたりはしないし、反対に落ち込んでいるからといって世界の全てが暗く淀んで見えるようなこともない。ただ決して混じりあうことのない悲しさと楽しさの渦の中で息つぎをしようと口をパクパクさせているみたいな夏だった。

August 21, 2011

尾道に行きました



Photo of ONOMICHI Hiroshima

入り組む坂道と階段、狭く曲がりくねった路、
古い民家、立体迷路のような町 尾道


August 5, 2011

世界は美しい女の子のためにあればいい



18きっぷで新潟へ
散々新幹線で往復したルートも在来線だと違った景色が見えます
水上から高崎へ向かう車内で対面に座った女の子をパチリ
白襟のクラシカルなワンピースからのびる健康的な二の腕と脚線美
太いヒールのローファーとか、レイヤーのロングとか、H&Mのショッパーとか、
山間を走る古びた列車とのバランスが(アンバランスさが)完璧

学生時代に人物も景観を構成する大きな要素だというテーマの研究をやったなー
などと思い出す
魅力的な場所には魅力的な人物がいなくてはならない(断言!)
おしゃれは、ファッションは、自己完結的なものじゃないと思います
そして狙い澄ましたものだけが美しいとも言えないのだと思います