November 29, 2011

最近の文化活動とか



寒くなってきましたね。薄手のコートを出しました。何年か前に母に仕立ててもらったポンチョ風シルエットのショートコートです。もっと寒くなったらやはり去年母に縫ってもらったベージュのロングコートにチェンジします。あとトレンチと紺のピーコートを持っているのですがどちらも母の手製です。母は偉大です。

その母の所属するコーラスの演奏会を聴きに横浜の県立音楽堂へ行きました。前川國男先生設計の素敵なホール(改修具合が残念な感じでしたけど)でバッハの「ヨハネ受難曲」を聴きました。母が歌わなければ一生聴くことはなかったでしょうキリストの受難の歌なんて…とか思いつつ、1部のクライマックスでペトロが罪を悟って泣く場面(イエスなんて知りませんって3回言ったところで鶏が鳴いて…というところ)とか、結構感情移入してしまいました。伴奏の古楽器が素晴らしく、リュートという琵琶?ギター?みたいな楽器の音にうっとりでした。

NHKのスコラという番組を毎週録画して夜中にひっそり見ています。ドビュッシーの回のワークショップで、まず水を使って音を出して合奏して、それを今度は楽器の音に変換して演奏するということをやっていたのですが、目をつぶって聴いていたら本当に自然に水音が音楽にすり替わっていて、あまりに気持ちよくて寝てしまいました。それから坂本教授が戦場のメリークリスマスの解説をするところは難解すぎてよくわかりませんでしたが、そもそもドビュッシーもサティもけっこう異端な手法を取り入れていたとのこと、なのに曲は聴きやすいというのは面白いなー、作曲家って頭いいなーと思いました。

東京都写真美術館の「ストリート・ライフ」展が今から楽しみです。
イギリス、ドイツ、フランスで19世紀後半から20世紀前半に展開したソーシャル・ドキュメンタリー写真に焦点をあてます―ヨーロッパでは近代化に伴い急速な変化を遂げる都市のすがたを記録として残そうと、消えゆく街角や生活風景などが記録されました―公式HPより抜粋
私が知っているのはドイツのアウグスト・ザンダーだけなんですが、あの時代のヨーロッパの市井の人たちの姿が写真で見られるということにドキドキするし、近代と聞いてイメージする影を背負った灰色の感じにとても惹かれます。

ところで上の写真は丸の内の三菱一号館にロートレックを観に行った時に撮ったものです。ぱっと見ヨーロッパ。ロートレックは子供の頃はお城に住んでいたそうな。ボスク城という田舎の小ぶりなお城でめちゃくちゃかわいい。城は総じて巨大なやつより小ぶりなほうが趣味が良い、絶対に。
ここのミュージアムショップで売っていたサンダルウッドの石鹸の香りが忘れられなくてサンダルウッドブームがきそう、自分の中で。石鹸じゃなくてキャンドルか香水で欲しい。でもいかにも白檀!仏像!みたいなのは嫌だし。DIPTYQUEとかどうかな。今度かぎに行ってみよう。

November 8, 2011

展示会のお知らせ




詳細、後日追記します。とりあえず日時のお知らせだけ。
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11月22日追記:

学校の合同展示会のお知らせです。課題で制作したブローチを出品します。お天気モチーフと顔文字を組み合わせてデザインしました。試行錯誤の末にようやく完成した苦労の跡がそこかしこに残ってはおりますが(苦笑)見に来て頂けたらと思います。

日時:12月2日(金)-12月6日(火) 12:00-19:00
場所:ギャラリー「LAPIN ET HALOT」
渋谷区神宮前5-44-2 TEL:03(5469)2570 
東京メトロ表参道駅A1,B2出口より徒歩5分



私は12月3日(土)の15:30~19:00と12月4日(日)の終日、ギャラリーにおります。
お見えになられましたらどうぞお声を掛けてください。



箱根にて






Photos of HAKONE Shrine & Lake ASHI

10年ぶりくらいで箱根神社に行きました。箱根神社は参道をまっすぐ下ると湖畔に鳥居があり、それはとても幻想的で好きな景観のひとつです。この日は天気がすごく良くて、青と赤の鮮やかさときらきら光る湖面が眩しくて美しくて幸せでした。