March 28, 2012


きちんと生活することはどれだけ大変で、どれだけ大切なことか。
希望と葛藤と苦闘が錯綜する、春。 

***
両親の旅行土産、パリのBoissierのお菓子たち。
素敵なパッケージを開けると、キャンディーの粒、バラの香りのチョコレート。

留守中、掃除洗濯や食事の仕度
(といってもごく簡単なものだけど)、犬の世話などをしてみて、快適に暮らすためのいちばんのベースはここに有りということを再確認。しばらくやっていなかったので面倒ではあったけれど、不思議な充実感も覚える。それでふと、これもしばらくやっていないけれど、ストレッチングに似ているなと思った。家事だとか健康だとか、当たり前のことがきちんと整っていないと段々だらしなくなる。贅沢で心を潤すのも幸せだけど、それにはまず質実なる日常生活ができてこそ。
一年前の今頃、計画停電の影響があって、当たり前に暮らせることのありがたさを痛感していた。家族揃ってろうそくの灯りで食卓を囲んだ日もあった。
様々なことが一新する季節に今一度足元を見てその感触を確かめる。また一年頑張るために、脇目も振らずに走れるように、深呼吸をひとつ。


No comments:

Post a Comment