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テーブルを囲んで
注がれたシャンパングラスの気泡に
窓ガラスについた水滴や
落ちていく砂時計の粒子を食い入るように見ていた
子供時分の記憶を甦らせた
それはともかく
彼女はやや緊張した面持ちだったがとても凛々しく見えた
隣で私の分まで涙してくれた友人が心強かった
大人になった
独立した女たち
晴れやかな友情の節目を刻んだ
新しいキャンドルの写真を追加しました。
TOPページからご覧ください。

枇杷の木が出迎える
錆びかけた鉄柵のむこうに
鬱蒼とした庭と古びた平屋
風が運ぶ微かな潮の香り
この家に住めたら、住みたいと希う
ひとりきりで
自分と飼い犬と飼い猫の世話だけをして
質素な食事と少し贅沢なお茶があれば
気ままに手仕事なんかしながら
明るくなったら起き、暗くなったら眠ろう
夢想する守られていることも忘れて
***
連休中に出かけた西伊豆で理想の家を見つけました
海辺の、松崎という小さくて上品な町にて
忘れてないよ とまったままだよ
そこにはもういないとしても
祈りたい
けれど祈るあてを持たない
わたしはわたしに祈るしかない
誰か代弁して
わたしの声じゃ届かないから
誰か代弁して
私の声をかき消すように
***
原発非難区域内の家畜農家の現状を伝えるニュースは
最近見たなかでももっとも居た堪れないものだった

ふじの花棚が満開
手前のクリーム色の木香ばらも満開
日々、新緑がまぶしい
最近うちでいちばんホットな話題はメジロ
巣をつくって卵をあたためている
私が小学校入学祝いに弥彦神社でもらってきた記念樹に巣をかけるあたり
なかなかお目が高い、とひとりごち
東京新聞で連載中の「親鸞」が毎日楽しみ
いま親鸞が越後の国(現上越市)に流されている時代をやっていて
念仏は呪文や祈祷の類とは違うのだということをなかなか一般の人たちに
わかってもらえなくて葛藤しているところ
原発関連のニュースを読んで、親鸞を読んで、最後はちびまるこちゃんで〆る
実家に帰ってからなぜか新聞づいている