September 11, 2011

福島県といえば



冷たい水面 映す 温かな色彩



Photos of the Lake in FUKUSHIMA

何年か前に福島県の美しい湖(ちょっとどこの湖だったか忘れました…)で撮影したもの。紅葉の盛の頃でした。静かで、冷たく澄んだ空気を吸い込むとまるで身体が透き通るみたいに清々しい気持ちがしました。水際まで寄ることができて、飲めそうなくらい綺麗な水に赤や黄色の落ち葉がさらさらと洗われていました。いま思い返すと幻だったんじゃないかというくらい美しい場所、イメージ的にはスナフキンがテントを張ってコーヒーを沸かしながらハーモニカを吹いていそうな場所でした。新潟県の景色はわりと日本ぽい、原風景的なテイストが強いんだけど、福島県はちょっと北欧的なかんじがあったような。いつかまた行けるといいな。福島県は本当に美しいところです。

知らない土地に行って実際に「ああ、こういうところなんだ」と実感するとそれだけでもう愛着のようなものが生まれて、たとえ二度と訪れることはないとしても無関係の土地だとは思えなくなる。あたまの中の白地図に少しずつ色が塗られていって、その分だけ心が温まる。私にとってそういうリアリティはとても大切なもので、事実「がんばろう東北」的なスローガンよりも身に迫る確かな感情です。

September 10, 2011

ブレスレット展示のお知らせ



春から通っているジュエリーの学校のクラス展示、
ポスターに私の作品が採用されました。
シルバーのブレスレットです。
あまり自信作とは言いがたいのですが
人に見てもらえるというのはやはり嬉しい。
学校内のギャラリーで来週木曜日まで展示されていますので
近くまで来られた方はぜひ見てやってください。

ヒコみづのジュエリーカレッジ
渋谷区神宮前5-29-2
1階ギャラリー『結』

追:学校のHPでも案内されています。

August 22, 2011

尾道に行きました その2









Photos of ONOMICHI Hiroshima

尾道に憧れていた理由は大林宣彦監督の「時をかける少女」だと思っていたのだけれど、久しぶりにDVDを見たら意外と町並みとか景色は映っていなかった。きっと何か他の媒体で見たもののイメージが取り込まれ、勝手に映画のストーリーと合成されていたのだろう。いずれにしても期待を裏切らない魅力がある町だった。

8月に入ってからというものどうしようもない焦りと悲観にとりつかれ、なんとか逃れたくて人と会ったり遠出したりしていた。そしてそれは気晴らしという意味では全く効果がなかったのだけれど、かといって楽しくなかったかといえばむしろ逆でその時その時は全力で楽しかった。苦しいことは他のことによって帳消しにされたりはしないし、反対に落ち込んでいるからといって世界の全てが暗く淀んで見えるようなこともない。ただ決して混じりあうことのない悲しさと楽しさの渦の中で息つぎをしようと口をパクパクさせているみたいな夏だった。

August 21, 2011

尾道に行きました



Photo of ONOMICHI Hiroshima

入り組む坂道と階段、狭く曲がりくねった路、
古い民家、立体迷路のような町 尾道


August 5, 2011

世界は美しい女の子のためにあればいい



18きっぷで新潟へ
散々新幹線で往復したルートも在来線だと違った景色が見えます
水上から高崎へ向かう車内で対面に座った女の子をパチリ
白襟のクラシカルなワンピースからのびる健康的な二の腕と脚線美
太いヒールのローファーとか、レイヤーのロングとか、H&Mのショッパーとか、
山間を走る古びた列車とのバランスが(アンバランスさが)完璧

学生時代に人物も景観を構成する大きな要素だというテーマの研究をやったなー
などと思い出す
魅力的な場所には魅力的な人物がいなくてはならない(断言!)
おしゃれは、ファッションは、自己完結的なものじゃないと思います
そして狙い澄ましたものだけが美しいとも言えないのだと思います



July 30, 2011

Unbuildな世界


アンビルト・ドローイング
『起こらなかった世界についての物語』三浦丈典
最近見つけた素敵な本をご紹介します
堅くて重たい建築書に挟まれてちょっと窮屈そうにしていた背表紙
詩的なタイトルに惹かれて手にとって見れば
星空を思わせるような装丁、美しい挿絵、可愛らしいサイズと値段!

で、なんの本なのかというと
実際には建築されることのなかった(=アンビルト)建物・都市のドローイングを紹介する内容
―ぼくが学生のとき図書館の奥の奥のほうから引っ張り出してはぱらぱらと見て、興奮していたものを中心に集めました ・・・略・・・ 後に実現した計画のドローイングより、なんらかの理由によって実現しなかったアンビルト・ドローイングのほうが、自分の妄想の勢いが加速するということでした―
というイントロダクションから始まって実在しない不思議な場所ばかりを巡るツアーにうっとり

チョイスされている絵がいいのはもちろん、解説もとてもよいです
建築家には文章がお上手な方は結構多いような気がしますが
著者:三浦丈典さんも建築家であり、若い頃から書評を書かれていただけあって魅力的な文章です
タイトルを裏切らない詩的な表現とちょっとマニアックな建築知識の混在融合
読みやすいのに読み応えがあるのでおすすめです

アンビルトで思い出すのは竹宮恵子の漫画に出てくる未来都市
「私を月まで連れてって」は古い漫画ですがいつ見ても新鮮
最近だと入江亜季さんという漫画家さんの描く世界が好きです
ご本人も ―実際には存在しない自分の頭の中の憧れの街を描く― と言っている通り
一種のアンビルト・ドローイングですね

July 23, 2011

いずれ近いうちに消える


さながら都会のサンクチュアリ