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もう先月の話になりますが、青山劇場にマシュー・ボーンの「スワンレイク」を観に行きました。古典バレエの名作「白鳥の湖」の現代解釈版です。音楽はチャイコフスキーのオリジナルそのままですが、時代背景・ストーリー・登場人物・衣装・振り付けは全部新解釈になっています。見所はなんといっても、白鳥が全員美男子というところでしょうか。(そのせいかお客さんも女性が多い多い…)スタイルとしてはコンテンポラリーで、古典バレエの優雅な女性の白鳥と違って、荒々しく野生的な白鳥が表現されています。特に第一幕最後の白鳥群舞は圧巻です。あそこだけ何度でも見たい。
映画「リトル・ダンサー」で広く知られるようになったこの舞台、主役ダンサーはやはりアダム・クーパーが有名ですが、首藤康之さんも踊ったことがあるそうです。私はアダムの公演のビデオを見たことがあって、そのイメージがずっと強く残っていたのですが、今回の公演でリチャード・ウィンザーが主役を踊るのを見て、いい意味で期待を裏切られました。同じ振り付けでもこんなに違うものかと新鮮な驚きでした。もしまた何年か後に来日公演があれば、きっとまた違うスワンが見れるのだろうなと思うと、是が非にも行きたくなります。
バレエを観に行ったのはシルヴィ・ギエムの「ボレロ」以来。ギエムにしてもスワンレイクのスワンにしても、性別とか人間とか、括りや概念を軽々と飛び越えてしまう。身体性を純化するとかえって精神性までが強調されるものだなということを改めて思いました。
―過去と現在の対話 西洋と日本の対比 ―

何かを理解しようと思う時、そのルーツとバックグラウンドを知りたいと欲するのは自然なこと。それが世界であっても、ひとりの人間であっても。理解したいという欲求があるから、知りたいという欲求も生まれる。 個を離れ俗を離れて自分の属する世界や生命の成り立ちについて思いを巡らせることは、私にとっての癒しです。
金沢在住の友人が転勤することに。彼女が住んでいるということだけで白地図の上のこの街に色がついていたので少しさびしい。でもまた新たな土地が色つきに変わることを期待。
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「ヤン・ファーブル×舟越桂展」
キリスト教や仏教などの絶対的な大宗教によって秩序がもたらされていた中世
科学技術をはじめあらゆる学問の進歩によって新たな世界観と価値観がもたらされた近代
そして多様化し続ける現代社会が抱える異文化間摩擦と思想的混乱状況・・・
そのような歴史背景を体系的にとらえながら、中世絵画と現代アートとの対話を試み、
ベルギー人と日本人の二人のアーティストを対比させ、それを通じて人間の存在を問い直し、
新しい人間像を探るという展覧会。
舟越氏の彫刻は何年も前から見たいと思っていたので、今回の展覧会を知った時はなんとしてでも行く!と思いました。展示数はかなり多くて充実していて大満足。均整とアンバランスの両方を感じさせる顔だちと体つき、クスノキから彫り出された美しい質感、見ても見ても飽くることのない作品でした。人の手が作りだしたものだなんて信じられない。
ファーブル氏の作品はなかなかグロテスク。ただ最近ちょっと昆虫に興味を持っていたところだったので、人体と昆虫との親和や、そこから聖性を喚起させる作品は抵抗よりむしろ親近感をもって見れました(ちなみに氏の曾祖父はあの昆虫記を書いた方)。今度ルーブルに行く機会があればフランドル絵画のコーナーで立ち止まってみようと思います。
久しぶりに行ったプラネタリウムで思わぬ感動を得ました、コチラ→「HAYABUSA -Back to the Earth- 」かっこよすぎるタイトル!私は宇宙科学技術に全然興味ないので知らなかったのですが、この「はやぶさ」は去る6月13日に宇宙から帰還したばかりの小惑星探査機というやつなんだそうです。「HAYABUSA」ではその成し遂げたミッションの全貌を知ることができます。映画館と違ってプラネタリウム設備を使っているので本当に宇宙空間にいるみたいな臨場感を味わえます。そしてストーリーがめちゃくちゃ感動的です。見終わったらなんかもうはやぶさが愛しくてたまらんようになります。特に最後、はやぶさが地球に戻ってきて大気圏に突入して燃え尽きるところなんて涙が出ます。というわけで激しくオススメです!上映してるところが少ないようなのでココからチェックして行ってみてください。私は厚木市子ども科学館で26分版を見て、あんまりよかったので翌日に相模原市立博物館へ完全版(43分)を見に行きました。相模原市立博物館ははやぶさが持ち帰ったサンプルの解析が行われているJAXAの研究所の隣にあるんですよ~!プラネタリウム設備も最新のものですごくよかったです。
昨夜は日本代表、惜しかったけど良い試合でしたね。日本の試合はオランダ戦とパラグアイ戦しか見れなかったけれど、日本てこんなにやれるんだー!ということを感じさせてくれるチームだっただけに、もうちょっと見ていたかったですね。
宇宙科学技術にしてもサッカーにしても、まったくの他人の頑張りから感動を貰うことに最近はいつも小さな罪悪感を覚えます。そんな便乗する資格があるのかと。そう思いながらも伝わってくるものには抗えず、ああ今日もこんな簡単に感動してしまいました、主よ赦したまえ、って感じの繰り返しです。
覚書:
現在の北極星はこぐま座のポラリスであるが、
8200年後には白鳥座のデネブに、12000年後にはこと座のベガになる。
…北極星が交代するなんて知らなかった。
妹のホームページから来てくださった皆さま、どうもありがとうございます。
姉でございます、不束な妹がお世話になっております。今後とも姉妹共々よろしくお願い申し上げます。
このブログにもよく登場する妹は、今は一番の親友のような存在です。年の差4歳がいつの間にか感じられなくなる一方で、私の背丈を優に越し髪を腰まで伸ばした後姿を見ながら、おかっぱ頭でこけし人形みたいだった小さな彼女の姿を重ねて見たりします。そしてその度に姉心がうずうずして、何かと世話を焼きたくなります(とはいえ実際大したことはしてないけど)。と同時に、私にはない才能や強さなどを発見し、お互い別個の大人として対等に付き合える仲になれたことを嬉しく、本当に嬉しく実感します。
姉の欲目もあるのかもしれませんが、彼女は物質的なもの以外においてもなかなかの審美眼を持っていて、彼女の体内でろ過されて出てくる言葉には不思議な説得力を感じます。語彙のない私には何と言って表現したらいいかわからないけど、たぶん彼女は永遠にこけしの少女を手放さないのだと思います。そして時を超えて流れる大河にいつか注ぐだろう小さな流れを、密かに育てているように見えます。
彼女は私を絶対の味方だと言っていますが、それは私の切なる願いでもあります。もしかしたら私はそのために存在しているのかもしれないとさえ思います。励み、励まし合い生きてやがて尽きる時まで、私達は永遠に姉妹です。

昔からみんなに愛されていた彼女が北の地でどんなふうに暮らしているのかを垣間見てくる。ちょっとレトロなでっかい車でホテルまで迎えに来てくれる。部屋は予想どおり白くて綺麗で時々かわいくて、ルタオのケーキとマカロン(これも人気店のものだそう、木苺味とチョコレート味)を用意してくれていた。きっと彼女のことだから誰が来てもこんな風に自然に素敵なもてなしをするのだろうけど、私にはとても感動的なことだった。アイスコーヒーを2杯も飲んで、ダンナの部屋を覗き見して、トイレに1年前に私が作ったキャンドルが飾られているのを見てまた感動して、お土産にポカリとカロリーメイトをいっぱいもらってお暇しました。女子に生まれてよかったなとつくづく思った午後3時、札幌某所。みんな行くといいよ。すごく充実のツアーも組んでくれます笑

蒸し暑さや梅雨のうっとおしさを逃れて行ったはずの札幌は見事に期待を裏切ってくれた。
宮の森美術館に森山大道の写真展を見に行く。北海道を撮ったシリーズはずっと見たいと思っていた作品群。気候風土によるユニークさ以外はどこにでもありふれていたはずの景色が、森山氏の視線に切り取られ、焼きつけられ、幾時代を経ることで語る言葉を持つ。優しくも焦燥に似た愛に満ちた視線。
上映されていたドキュメンタリもすごくよかった。
前日だったら森山氏ご本人が来館していたんですよ~と一足違いをしきりに残念がってくれた受付のお姉さんが非常に素敵だった。同行してた友人は“この空間が生み出した妖精のようだ”と瀬名くんもびっくりの詩人ぷりで形容していた。
上の写真は大先生の作品ではなく、ミーハーな私が早速影響されて撮った写真。
小樽の伝説のパン屋近くで撮影。伝説のパン屋についてはまたの機会にご紹介します。
そして3日前くらいにタチの悪い虫にくわれた痕が日に日に拡大していくというお土産を持って帰宅。