June 26, 2010

地上の水は生まれるのではなく循環している

妹のホームページから来てくださった皆さま、どうもありがとうございます。
姉でございます、不束な妹がお世話になっております。今後とも姉妹共々よろしくお願い申し上げます。

このブログにもよく登場する妹は、今は一番の親友のような存在です。年の差4歳がいつの間にか感じられなくなる一方で、私の背丈を優に越し髪を腰まで伸ばした後姿を見ながら、おかっぱ頭でこけし人形みたいだった小さな彼女の姿を重ねて見たりします。そしてその度に姉心がうずうずして、何かと世話を焼きたくなります(とはいえ実際大したことはしてないけど)。と同時に、私にはない才能や強さなどを発見し、お互い別個の大人として対等に付き合える仲になれたことを嬉しく、本当に嬉しく実感します。

姉の欲目もあるのかもしれませんが、彼女は物質的なもの以外においてもなかなかの審美眼を持っていて、彼女の体内でろ過されて出てくる言葉には不思議な説得力を感じます。語彙のない私には何と言って表現したらいいかわからないけど、たぶん彼女は永遠にこけしの少女を手放さないのだと思います。そして時を超えて流れる大河にいつか注ぐだろう小さな流れを、密かに育てているように見えます。

彼女は私を絶対の味方だと言っていますが、それは私の切なる願いでもあります。もしかしたら私はそのために存在しているのかもしれないとさえ思います。励み、励まし合い生きてやがて尽きる時まで、私達は永遠に姉妹です。

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