July 7, 2010

プチ・ドライブ行き先はパンの家

先日ちらっとふれた小樽の伝説のパン屋さんについてレポートします。
だいたい鼻の利く人は店の雰囲気を見ただけでアタリかどうかわかるものだと思いますが、どうでしょう、ツタのからんだ緑あふれるアプローチ、目の前は真っ青な海、ハズレる要素がありませんね。

ごくごく普通の民家を改装したという雰囲気の店は、入ってすぐの2坪ほどのスペースにパンを並べたテーブルとそのパンのためのアンティークな秤を置いたカウンター、レジはなし。お客さんは5~6人入るといっぱいなので外で待機。カウンターの向こうはすぐ工場で、工場というか窯元のアトリエみたいな空間に素朴な器のような佇まいで静かに熱がひくのを待っている焼きあがったばかりのパンたちが見えます。

私が買ったのは、くるみとドライフルーツが絶妙にぎゅうぎゅうなロデヴという名前のパンをはじめ、ブラックオリーブ、ほうれん草とチーズ、ブルーベリー、プレーンだけどなんか酸味があって美味いバゲット、ほんのりミントのショコラ、パリで食べたのと同じ味がしたクロワッサン。自分用と実家に送る用と買って紙袋パンパン。これを抱えて帰りの飛行機に乗ったら、隣の人にガン見されました。


すぐ近くの海岸でカモメの群れが羽を休めているのを眺めながら、まだ温かいクロワッサンをぱくり、もさもさ。こんな贅沢ありゃしませんね。

お店情報は食べログが充実→
コチラ
車じゃないと行けない所ですが、ドライブコースとしてもなかなか魅力的ですのでおすすめです。

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今日は七夕ですね。織姫も彦星も曇っていて見えませんが。
7月7日といえば、死んだじいちゃんの誕生日でした。死ぬとどうも命日のほうが重要なかんじになりますけど、私はなんとなくこの七夕さんの誕生日を覚えていてあげたい…七夕なんてロマンチックとは程遠いじいちゃんだったけどね。

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