September 2, 2010

続・青森 ばなな的情景

妹の日記で先日の青森旅の写真が見れます。彼女はフィルムのカメラで撮るのですが、私はカメラのことはさして詳しくないですが、なんかいつもいいかんじに撮れています。彼女の雰囲気が画面に出てるといいましょうか。そのご愛用カメラが初日の夕方に突如フリーズするという事件があり、顔面蒼白になる妹、あわててナビで周辺のカメラ店を探す私、結果駆け込んだ店のおばちゃんが電源?のなんかをちょっとつついたら復活してひと安心、という珍事件があったことを、みずたままみれのその店の写真を見て思い出しました。
上の写真は私が撮ったものです。十和田湖のみやげ物店ならびに食堂の一角にて。こういうべたな観光地にある昭和で時が止まっちゃったような場所って大好き。

ずいぶん前から読みたくて買ってある「百年の孤独」と「ユリシーズ」をお飾りにしたまま、吉本ばななの古い文庫を読み返しています。自分的3部作「キッチン」「哀しい予感」「TUGUMI」の舞台として登場する家や温泉地や山小屋や海辺の町は十和田で見た景色と同じトーンの切なさを帯びていて、実際に見たわけでも行ったわけでもないのに自分の思い出と同化して、まぶたの裏の懐かしい光の中に溶けていってしまうようです。

4 comments:

  1. 写真、素敵だね!わたしもカメラに疎く、フイルムのカメラはもう何年も触っていないなあ。


    その二冊、わたしも未だ読めずにいます(・・;)ピンポイントで同じだったのでびっくり!

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  2. 写真よいよね~☆

    ほんと!?同じ本を選ぶ人ってすごい親近感です!
    両方ともちょっと気合いいるよねえ笑
    特にユリシーズのボリュームってば・・!!
    まだ百年~の方がいけそうかなとか思いつつ手が出ていません、、年内には読み終えたい。

    そういえばずいぶん前に話してた「おくりびと」は
    私もちょっと・・う~ん、でした苦笑 悪くはないけど。
    ふぐの白子うまそうという感想に尽きた★
    「告白」は観た?
    最近まわりが結構観てるので気になっています。

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  3. ね!親近感でした^^
    わたしも手をつけたいな…

    おくりびと、アキも同じような感想だったのだね!
    原作者の方もインタビューで、映画では宗教観などが抜けていて自分の書いたものとずれる、と主旨のことを話されていたよ。
    「告白」は本を読んで凄く面白かったので、まだ観られないでいるよ~。
    本は多分女性ならではと思われる負の感情が満載で、
    特に冒頭の章はいつも思っていることが書いてありすっきりしました笑。
    アキ観たら感想聞きたいです☆

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  4. おくりびと、原作とちょっと違うんだ~。
    なんかどこがどうとは言えないんだけど違和感があって、
    もしかするとその“ずれ”のせいなのかもしれないなあ!

    あ、やっぱり「告白」読んでた笑!
    映画もいいらしいよって原作読んだ人談なので期待できそう。
    とりあえず私も小説からいってみようかな。

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